トラディショナルな織柄のスーツ地

トラディショナルな織柄のスーツ地

Date : 2018.01.11 permalink
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明けましておめでとうございます。
本年も当店の服を色々とご紹介していきたいと思いますのでどうぞ宜しくお願い致します。

今年もまだまだ寒い冬が続きそうですがテーラーラトでは早くも春夏のご注文も始まっており
準備も進んでいる状況でございます。
近年無地系のスーツを中心に多くのお仕立てをさせて頂いてまいりましたが、
まだまだ無地系の中でも素晴らしい織柄の物が眠っております。
お持ちでない方は一度ご着用頂けますとその良さがお分かり頂けるとは思いますが
今回は代表例として一部をご紹介させて頂きたいと思います。

画像1枚目はピンヘッドチェック呼ばれております、
かなり近くで見るとチェック柄ですが通常目にする距離や離れて見ると無地に見えますので無地系に入れさせて頂きます。
その名の通りピンのような細い線を縦横に間隔を詰めた柄で
落ち着き感と軽快感が同居したような洒落た感覚があります。
特にこれからの春夏のシーズンには季節感が良く合う柄ですね。

画像2枚目はシャ-クスキンと呼ばれ、鮫の皮のような風合いをしているので命名されました。
スーツ地に使用されるシャークスキンは縦横に別々の糸を使って右綾織に仕上げられております。
また表面の毛羽を取り除く事によって生地の織がハッキリ
浮かび上がるようにも仕上げてあります。
出来上がりが風格のある紳士的な装いになるので本場英国でも良く用いられております、
ビジネス等には最も向いているでしょう。

画像3枚目はホップサック生地で年間を通して着られております。
平織りツイードの一種でビールに使われるホップを入れるために使われた麻袋と同じ織り方であることから命名されました。
織柄はメーカーや製造日時によっても様々ですが粗い折目と軽やかな風合いが特徴で、
それがまたエレガントに映ったりもします。

当店では上記の折柄も含め多数のスーツ地をご用意しておりますのでお探しの方はごゆっくりご覧頂ければ幸いです。

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