先日J&J-Minnisのビンテージ生地を掲載しました
(http://www.tailor-lato.com/ja/blog/c0...)スーツの出来上がりです。
体格が良いお客様から軽快感を出す為に
ウエストの絞り位置をやや上目に持ってきて
スッキリ感を出しました。
肉厚のあるしっかりとした生地ですが、
肩パッドを薄くし、
体型を生かした柔らかい曲面も出す事ができました、
縫製はフルオーダーベーシック(マシーンメイド)で、
本縫製以外はハンドメイドと同じ手法を取ったのが
成功の秘訣でした。
当店では1着目のご注文でしたが長年ご愛用頂ければ幸いです。
近年、肉厚の有るしっかりとした
スーツ地のバリエーションが増えてきました。
その中から 今回はスコットランドの老舗マーチャント
Innes ChamnersのClassic Worstedsをご紹介致します。
上質なツイル地(綾織)にスタンダードで伝統の柄、
へリンボーン、バーズアイ、ピンストライプ、
チョークストライプ、
グレンチェック、ハウンドストゥース(千鳥格子)等
ビジネススーツとしても相応しい物になっています。
何よりも400gとボリュームの有る肉厚なので
迫力の有る仕上がりと堅牢な耐久性を誇るスーツ
になるでしょう。
暑さもそろそろ終りのようで
本格的なスーツの季節も目前ですね。
そんな頃に秋冬向きの1着が完成しました。
艶やかなブルーのスーツはハリソンのCruClasse,
クラシックな佇まいに軽やかな着心地です。