秋冬に向けての当店に新入荷しました1枚目写真のスーツ地は英国トップレベルの高級マーチャント、
ハーディミニスのQZ2の見本生地になります。
スーパー150’sの細番手の原毛をサビルロー番手と呼ばれる52番という確りした目付けに仕上げられております、
イギリスのビジネスマン向けに織られた生地でしょうか?
触った風合いもとても細番手とは思えない腰の強さがあります。
また柄も英国のクラシックなものを中心に取り揃えております(ウインドウペン、シャークスキン、
バーズアイ、ペンシルストライプ、ヘリンボーン、ホップサック等)
続きまして2枚目写真は3シーズン向けのイタリアジャケット地のプロントフィーノの見本生地になります。
イタリアらしくとてもカラフルで3者混と呼ばれるウール、シルク、リネンからウール100%まで多彩に揃っております。
3者混は春夏、ウール100%は秋冬と使い分けて頂くのもお奨めでございます。
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先日納品させて頂きましたスーツは店舗移転してから初めてになりました。
数年前から度々ご注文を頂いておりました方ですが
今回ご試着された最初の一言は着心地が以前に比べてが柔らかくて
体への当たり具合が良いと仰っておられました。
使用しましたスーツ地はスーパー160'sと
スーツ地のなかでも原毛が細い部類に入ります、
繊維が細いので繊細で上品な発色が特徴で
落ち着いた装いをお楽しみ頂けるのではないでしょうか。
ただ仕上がり具合には影響が出易く着る方の体にフィットしないと
マイナスポイントが目立ち易いという事もあります、
その点で縫製にはより丁寧に時間と労力を掛ける必要がありました。
繊維の細いスーツは皺にもなり易いのですが、その反面ハンガーに吊るしておけば皺が取れやすく体への負担感も優しいのでリラックスしてお召頂けるでしょう。
今回も仕上がりにご満足頂けましたようで何よりでございました。
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2018年9月15日にも同様のタイトルを掲載させて頂きました肩部分についての
ご感想を今回のお客様も頂きましたので掲載させて頂きます。
はじめにスーツの着心地に重要な肩に掛かる負担は服に合う合わないの他にも
出来上がり具合によって大きく変わってきます、
仕上がりを左右するのは主に型紙の制作の段階と着せ付けによる仮縫いの作業、
仮縫い後の補正作業、縫製段階の技術等によりますが
どれも仕上がりに影響する重要な要素になってきます。
中でも日本人に多い前肩(横から見ると肩の付け根が胴体よりも前方に出ている状態)の方はより着具合に影響が出易く技術的にも
難しくなって来る事が多いのです、
既製服等でお悩みの方も多いのではないでしょうか?
注文服はこの部分に多くの時間と労力、そして何層にもなっている作り毛芯は毛芯の作りと質によっても変わってきます。
当店では柔軟性がありながら張りのある毛芯(ハンドメイド)「に加工して表地に芯据と呼んでいる加工方法に力を入れております。。
また今回のお客様は2着目ですが前回よりも
更に着易くなったとご感想を頂きました、長年ご愛用いただければ幸いです。
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