ラトに先日入荷致しましたスーツ地の一部をご紹介させて頂きます。
1,2枚目の画像はハリソン(英)がヴィンテージの復刻を目指して作られた限定生産の物です。
低速織機による腰が有りながらふんわりとした往年の風合いが特徴で柄も手の込んだ作りになっております。
また3,4枚目の画像はモヘア混紡のフレスコ風に織られた
ドーメルのマジック(ヴィンテージ)になります。
こちらは夏地で今には無い独特の織とモヘアの美しい光沢感があって抜群の仕立栄えを誇るでしょう、
なおこれらは2枚共現品限になります。
現代の比較的薄手のスーツ地とはまた違った魅力的を持っている風合いのスーツ地なので今回はここにご紹介させて頂きました。
テーラーラトでは春から秋にかけての3シーズン向きスーツ地を新たに入荷しました。
今回はその中から最近注目されておりますシャドウ系のスーツ地をピックアップしてご紹介させて頂きます。
この織物の特徴は遠近で見たり光の当り具合で柄が浮かび上がったりと遊び心に富んで無地系にも近く
ビジネススーツに重宝もされております。
画像1枚目から順にレダ(イタリア)、アルフレッド・ブラウン(英)、ピアンチェリ(イタリア)、
ガーベロ(イタリア)とユニークながら高品質で伝統の有るメーカーが揃っております。
またこれらのスーツ地は一部になりますが他に多彩な色柄も豊富に揃っております。
ご興味のある方は一度ご覧頂ければ幸いでございます。
数回前のこのブログには英国のミル、ウィリアムハルステッドの春~初夏向きの生地、2PLYモヘアとモヘアツイルを
掲載させて頂きましたが今回は同社の盛夏向きの生地(サマーキッドモヘア)を改めてご紹介させて頂きます。
非常に高品質な南アフリカのケープタウン産のサマーキッドモヘアを60%と高配合することで湿度や気温の高い時には
放熱性、防皺性に優れ快適にお召し頂けます、なお画像全ての生地は色違いの物でございます。
一時は風合いの柔らかいウール系の人気があった時もありましたが、
近年このような日本の気候に向いた素材も見直されて来ております。
またキッドモヘア独特の繊細で美しい光沢感も仕立て栄えに一役買っておりテーラーラトでは今シーズンもお値打ち価格で
入荷する事が出来ましたので宜しければ一度ご覧頂ければ幸いでございます。