もう手には入らないと思っておりました
ドーメルの往年の名品が入手できました。
画像2,3枚目は抜群の張りと仕立て栄えを
誇っていましたTONIKで、色柄はミドルグレーの無地と
紺のピンヘッドチェックになります。
4枚目画像のTOWNTEXはあまり知れ渡っていませんが
非常に良い目付で3シーズン用
としてもピッタリのお奨め生地です。
色柄は杉織りをベースに細いストライプが入って
いて無地に近い見栄えになります、
また腰があってサラッとした風合いを持ち合わせている所が
新作生地には無い良さがあります。
仕立て上がりも良い風格になる事でしょう。
またドーメル往年の名品は他にも数点入荷しました、
順次ご紹介させて頂く予定をしております。
3シーズン用または春夏向きスーツ地がラトに
新入荷致しました。
今回の物はホーランド&シェリーからラグジュアリーで
全体に冴え渡った色柄を取り揃えております。
糸の太さはスーパー140'sとやや細番手ながら
2PLY(2つ杢)にツイル地(綾織り)を施していますので
腰の確りした実用的な服地に仕上がっています。
繊細な風合いを出しながら確りした
生地作りで工夫を施してあると言ったところでしょうか。
このような製法は近頃時々目にします。
生地の表面もクリアカットと言われる起毛をカットして
色柄が美しく映えるようにも加工をしてありますので
より上質な装いを引き立ててくれることでしょう、
ご興味のある方は是非手にとってご覧頂くことを
お奨めさせて頂きます。
明けましておめでとうございます、旧年中はご愛読ありがとうございました、
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
新年早々ですが新しく魅力的な生地が入ってきましたので
濃紺無地系の一部をご紹介させて頂きます。
1枚目の画像は紺無地ながらホップサック調の織り柄で
テーラー・ロッジ社(英)が非常に上質なラムズウール
を使って織り上げたゴールデンベールと呼ばれる
最高品質のスーツ地になります。
上質な手触り感と奥深い魅力的な発色が特徴で
格調高い装いとなるでしょう。
2枚目画像はエスコリアルと呼ばれる上質な羊毛を
使用しましたスーツ地でございます。
この生地を製作したリード・テーラー社(スコットランド)は
元来高級織物を得意としており、ラグジュアリーな
風合いを誇っております。
3枚目画像はボーワーローバック(英)は上記の2社ほど
特別なスーツ地ではありませんが
定評のある魅力的な生地作りを何時の時代も
続けてまいりました。
実用的ながら美しい仕立て栄えがする世界のテーラーの間でも
定評のある一品でございます。
織り元であるこれらの3社はそれぞれの伝統があり
英国を代表できるような魅力(信頼性、品質感)が
ございます。
また市場では比較的高額な設定になっておりますが
ラトでは合理的な流通経路により
優れたコストパフォーマンスでご奉仕させて頂いております、
ただどれも1品物ですので売り切れの場合はご容赦をお願い致します。