盛夏真っ只中で暑い毎日ですが皆様如何お過ごしでしょうか?
テーラーラトでは先日夏用スーツが出来上がって来た中から
ライツグレーのスーツをご紹介させて頂きます。
モヘアと言うヤギの1種の毛でシャリ感がありウールに混ぜると清涼性が増して夏にはより涼しく着て頂けます。
湿気に強くて放熱性もありますので混紡率が上がるほど
暑さには向いているのですが、それに比例して通常平織りの場合
モヘア特有のシャリ感と光沢感も出てきます。
これをお好みと捉えるか敬遠されるかは
人それぞれいらっしゃいます、
今回は光沢感を出来るだけ抑えたいとのご要望でしたので
モヘア低混紡率のドーメル(英)の夏用スーツ地でお作りさせて頂きました。
光沢が抑えられた反面、シックで落ち着いた雰囲気を出せました。モヘアは1年中使われている素材ですがこのような機能性の他にも風合いの変化にも一役買っております。
今回は3シーズン用としてお作り頂きました
スーツをご紹介させて頂きます。
使用しました生地はホーランド・シェリー(英)の
紺系ピンヘッドチェック柄で遠めに見ると無地、
近くで見ると細かい柄と凹凸の独特の味わいの有る
風合いが特徴です。
この生地には30%モヘア子混紡に確りした打ち込みで
柔軟性が有りながら腰の強さも持ち合わせており
非常に優秀な品質を誇っております。
またお召し頂くお客様は細身の方でしたので
胸周りにややボリューム感をもたせて全体にバランスの
取れたスーツに仕上げるように調整させて頂きました、
テーラーラトでは着心地にバランス感も
調和するように考えさせて頂いております。
勿論一人一人ご体型が違うと調整する箇所も違うのですが
例えばクラシックなスーツであれば服が強調し過ぎない
自然なスタイルも大切にしております。
往年の名品としては良く知られていますドーメルのトニックは
合物のスーツ地として抜群の仕立て栄えを誇ってきました。
また今回ご紹介させて頂くゼストはトニックほど良くは知られていませんがトニックよりも風合いが少し柔らかく、軽い着心地
で快適に着て頂けるスーツ地としての名品でもございます。
画像の完成したスーツの色は無地の濃紺、2PLYの確りした
糸で低速織り機による織り込みによりボリューム感のある
柔らかい風合いも出ております、
また光の当たり具合により深く美しい陰影の発色も魅力的です。
お仕立ても一人の職人によるもので柔軟な着心地に加え
長年型崩れが少なくご愛用頂けるスーツとして
お奨めの一品でございます。
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