生地のこと

ヴィンテージコットン

Date : 2011.02.26 permalink

IMG: ヴィンテージコットン今回は先日京都店から入ってきました、
ドーメルの春夏ジャケット地です、
ウールにコットンを配合してさらっとした
手触りで春から秋にかけて着て頂けます。
白がベースに複数の色のチェックを組み合わせて
軽快で唯一無二なすばらしい発色をしています。

ウエイトも280g前後と仕立て栄えする手持ち感があり
ブルー系やベージュ系のパンツにも合わせると
良い雰囲気でお勧めです。
ドーメルにとって良い時代の”織り”を感じられる
ヴィンテージ生地で
着込むほどに馴染んで持ち味の良さが出てくるでしょう、
1着分のみですが春らしいジャケットをお探し
の方には特にお勧めです。


スーパブリオ

Date : 2011.02.24 permalink

IMG: スーパブリオモヘア混紡の生地ではとりわけ名品と
世界中で絶賛されたスーパーブリオは、
1958年にドーメル(マーチャント)が
満を持して市場に送り出しました。
純粋なキッドモヘアとウールを混紡した
この生地は独特の光沢と
手持ち感がありアフリカの某大統領は
スーパブリオで作った
服を1500着以上も保有していたそうです。

今回ご注文頂きましたこの生地は生産終了間際の
物になりました、
時代が変りデザインやセンスが変っても
素晴らしい仕立て栄えを与えてくれる
この生地は作る者にとっても充実感でいっぱいですね。
今から出来上がりが楽しみです。


4PLYのフレスコ

Date : 2011.02.09 permalink

IMG: 4PLYのフレスコまだ寒い日も続きますが春はもうすぐですね、
テーラー・ラトでも春夏物の生地に
入れ替えが進んでいます。
今回は珍しい春から夏ににピッタリな4PLYの
ビンテージ生地をご紹介致します。
春夏物に多く、生地目の粗いフレスコやポーラー生地
と言われ構成している糸は太くて撚りを多くとってあります。
捻りは少ないものに比べ多い物は丈夫になり強い張りが
出ると同時に毛羽が少なくなるので光沢も無くなってきます。
画像は入ってきたばかりのエドウィン・ウッドハウス(英国)のビンテージ生地で、4PLY(四つ杢織り)
の肉厚で仕立て栄えする一品です、生地の厚みに対して
通気性の良いので清涼性もいいのが特徴です。
市場では2PLYとか3PLY等複数の糸を
撚り合せて作られた生地ですが作るのに
原毛の量と手間が掛かり
コストが高くつくので
現在では生産量が少なくなってきました。
そんな中でもこの4PLYの生地はとりわけ贅沢で珍しい
物です、この1着分しかございませんのが
ご興味が有るようでしたらお早い目にお問い合わせ又は
ご来店下さい。

○スーツお仕立て総額:¥147,000~

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重みと張りが有って耐久性もあり存在感も増し、
光沢を避けたい方にも適していると思います。

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