3シーズン用にとストックしておきました4PLY(4ツ杢)
のビンテージ生地でオーダーをお受けしました、
画像のように仮縫いの段階まで進みました
がボリュームのある肉厚と丁寧に織り込んだ
柔らかさが同居して良い風合いを出しています。
特に至近距離で撮影した2枚目の画像では
生地の目(織り)が荒く見て取れます、
肉厚の割りがあり通気性も良いフレスコ(かつてはポーラとも
呼ばれていました)生地は
より立体的なスーツに仕上がるのが今から
楽しみです。
遠目で見ると無地に近くて、近くで見ると柄が見える
スーツが出来上がりました。
このような生地をシャドウストライプと呼んでいます
が無地でも柄物でもないところが面白くて、
最近はお問い合わせが増えてきました。
生地はゼニアの清涼素材クールエフェクトを
使っております、写真のお仕立ては
ラトのフルオーダーベーシック(http://www.tailor-lato.com/ja/item/1/)でお受けしました、2枚目の写真は美しい上衿の登りと
ラペルのロール感も見ていただけます。
このスーツのオーナーは恰幅の良い方ですが
スマートに仕上るように型紙を操作しました。
ラトではマシーンのお仕立てに於いても
100%着る方の型紙を作り、それを元に
縫製側にも細かく指示を出しますので
良い着心地を得られながら
様々な体型にも格好良く着て頂けます。
スコットランドの老舗商社、ホーランドシェリーグループ
(イネス・チェンバース)のブックサンプル
の中から初夏から秋にかけてお奨めの生地を載せてみました。
ネーミングの通り通気性を重視した作りで
サラッとした手触りに張りを持たせています、
強撚糸を使って糸の目を荒くする事により
夏に向いた生地に仕上がっています。
またもう一つの特徴は明るめの色柄です、
これまで英国生地と言えばダーク系のものが中心でしたが
非常に軽快感があって発色も夏にピッタリと思えます。
柄物のお奨めはストライプ系で豊富な柄数が
揃っています、
その中でもお奨めは間隔が狭めのピンストライプ
で繊細の線が軽快感を更に出している所に
興味を惹かれます。
また無地系もブルー系、茶系、ベージュ系、グリーン系
等軽やかな素材感をだしたものも良いですね、
どれも目移りしてしまいそうなサンプルでした。