本日新作バンチが入ってきた中から
フランネルを得意としている1910年創業Martin&Sons社の
スーツ地のご紹介を致します。
光沢があり優雅な発色を持ち合わせていますこの
少し厚めのフランネル地は腰もしっかりしておりますので
フラノ地の中でも良好な耐久性も持っています。
何より寒い冬には高い保温性がありますので
コートを着なくても温かい服として、
また見た目にも素晴らしいドレス感の装いを楽しめます。
7月に3シーズン向きのH-Lesserをご紹介させて頂きました、
続いて冬向きのH-Lesserを入荷致しました。
ロンドンの老舗マーチャントのH-Lesserは
高品質で定評のある生地を扱ってきましたので
世界中のテーラーでは昔から抜群の信用力があります。
今回仕入れましたのは濃紺とチャコールグレー
をベースに1cm巾程のチョークストライプの2点で、
腰が確りしていて実用性に富んだミルドウースです。
打ち込みも高く仕立て上がりも楽しみな生地です。
また3枚目の画像は先日麻のジャケットの仮縫いを
させて頂きました時のものです、
とてもスリムなお客様でしたが
体型をカバーするのに滑らかな曲線を付け
立体感を出すように検討しました。
出来上がりはドレープ感のある美しいジャケット
に仕上がりました。
これから初秋から初冬にかけてにピッタリの
モヘア混紡で張りの強いH・レッサーのビンテージ生地
を仕入れました。
'70~'80代のドーメルのトニックに良く似ていて
美しいモヘアの光沢もあります、
この頃は合物と呼ばれていて、春と夏、
夏と冬の間にちょうど合う生地として
よく出回っていました。
現在では3シーズン用として当てはまるかもしれませんが
過ごし易い季節にはこれほどピッタリの生地は
少なくなりましたね、
またビンテージのトニックをお探しの方にも
向いていると思います。
ただ入ってきたのはスーツ1着分ですので
売れてしまった場合にはご了承下さい。