近年、肉厚の有るしっかりとした
スーツ地のバリエーションが増えてきました。
その中から 今回はスコットランドの老舗マーチャント
Innes ChamnersのClassic Worstedsをご紹介致します。
上質なツイル地(綾織)にスタンダードで伝統の柄、
へリンボーン、バーズアイ、ピンストライプ、
チョークストライプ、
グレンチェック、ハウンドストゥース(千鳥格子)等
ビジネススーツとしても相応しい物になっています。
何よりも400gとボリュームの有る肉厚なので
迫力の有る仕上がりと堅牢な耐久性を誇るスーツ
になるでしょう。
J&J MINNISはロンドンでジェームズエグバートミニスによって
1874年に創立された高級生地商社です。
1902年に本拠地をサビル・ローに移し、1919年には
日本に初めてサビル・ローの服地を紹介しました。
先日ご注文頂きました写真の秋冬のスーツ地は
3PLY(三つ杢)の素材を使い腰が有りますと同時に
良い風合いの柔らかさも持っています。
現在では少なくなってきた霜降り柄
の部類に入る柄ですが奥深い発色を楽しめる
スーツになることでしょう。
本日新作バンチが入ってきた中から
フランネルを得意としている1910年創業Martin&Sons社の
スーツ地のご紹介を致します。
光沢があり優雅な発色を持ち合わせていますこの
少し厚めのフランネル地は腰もしっかりしておりますので
フラノ地の中でも良好な耐久性も持っています。
何より寒い冬には高い保温性がありますので
コートを着なくても温かい服として、
また見た目にも素晴らしいドレス感の装いを楽しめます。